この記事では突然トイレがつまって水が流れなくなったけどどうしよう?と困っている人に向けて、自分でできるトイレつまりの直し方と解消法の解説をしていきます。専門業者にお願いして解決するのも一つの方法ですが、原因や対象を知っておくと、自分ひとりでも道具を使って解消できることがあります。ぜひ参考にしてみてください。
1.トイレつまりが疑われる4つの症状
そもそもトイレつまりとは、どのような状況を指すのでしょうか。トイレつまりが疑われる症状について見ていきましょう。
1-1.水が流れにくい
普段とは様子が異なり、水の流れが明らかに悪いと感じられる場合はトイレつまりが疑われます。トイレの水が流れにくくなる原因は、大きく分けて2つあります。1つ目は「うまく便器の排水ができていない」ケース、2つ目は「便器ではなくタンクに不具合が発生している」ケースです。
特に多いのは、節水対策としてタンクのなかに何らかの異物を入れているケースです。異物を入れたことにより、タンク側に不具合が出て水の流れが悪くなってしまうことがあります。すると、汚物を流すために必要な水の勢いを確保できなくなってしまうため、つまりやすくなってしまうのです。水が流れにくい場合は、便器側とタンク側のどちらに原因があるのか、見極めることが必要です。
その見極め方としては、タンク内の水位線をチェックするという方法があります。
(引用:水の流れが悪い|TOTO)
水位線よりも低い位置に水がある場合は、タンク側に何らかの問題が生じて水の勢いが弱まり、流れにくい状態になっている可能性があるでしょう。一方、水位線まで水があるにも関わらず水が流れにくい場合は、便器側につまりが生じている可能性が高まります。このように、水位線をチェックすることで、原因を突き止めることができます。
1-2.便器内の水位が上がる
便器内の水位が上がることも、トイレつまりの代表的な症状です。用を足して水を流したときに、いつもよりも水位が上がっている状態になることがあるのです。上がった水位は徐々に下がっていく場合もあれば、なかなか下がらない場合もあります。10分程度待ってみて自然に水位が下がる場合は、一時的なトイレつまりで自然解消している可能性が高いでしょう。こうした一時的なトイレつまりは、下水管の途中に異物が詰まっていることが主な原因となります。時間の経過とともに異物が流れていけば、トイレつまりが自然解消されます。
反対に、時間が経過しても水位がなかなか下がらない場合は、異物が流れていない可能性があるでしょう。その異物を取り除かなければ、水位が高いままの状態が続くおそれがあります。このとき注意したいのが、その異物を「何とか流してしまおう」とすることです。少しでも異物を流そうとして、何度もレバーをひねってしまう人もいるかもしれません。しかし、水位が上がった状態で何度もレバーをひねると、汚水があふれ出てしまう可能性があります。水位の状態をよく確認し、異物は無理に流さないことが重要です。
1-3.便器内の水位が下がり悪臭がする
トイレつまりは便器内の水位が上がるのとは反対に、水位が下がって悪臭がするという症状もみられます。通常よりもトイレの水位が低くなる原因は大きく分けて2つあります。1つ目は「配水管がつまっている」ケース、2つ目は「便器やタンクが破損している」ケースです。配水管のつまりが原因の場合は、悪臭をともなう場合が多いとされています。一方、便器やタンクの破損が原因の場合は、水漏れをしている可能性があります。それにより、水位を保つことができなくなるのです。
もしも便器やタンクに破損がある場合は、部品・本体などの交換が必要になります。どちらの原因で水位が低くなっているのかによって、対処法も大きく異なります。ニオイや水漏れの状態を確認し、慎重に原因を見極めて対処しましょう。
1-4.異音がする
トイレつまりでは水を流したときに、配水管の奥からゴボゴボという異音が聞こえる症状がみられます。このゴボゴボという音は、本来汚物を流すとき、一緒に空気を取り込んでいるために発生するものです。したがって、このような音だけでは問題にならないケースも多いといわれています。しかし、ゴボゴボという音とともに、水の流れも明らかに悪い場合は注意が必要です。この場合、配水管でつまりが発生している可能性があります。通常時と比べ、異音がして水の流れが明らかに遅い場合は、トイレつまりを疑って対処する必要があります。
また、異音の種類にも注意を向けてみましょう。ゴボゴボという空気を取り込む以外にも、聞き慣れない異音が発生することがあります。特に多いのは、冬場に「カンカン」「コンコン」という高い音がするケースです。これは温かい水が冷えている配水管を通る際に発生する音であり、基本的には問題ありません。気を付けたいのは、「シュー」という異音です。
このシューという異音は、タンク内の水量調整を行うダイヤフラムという部品が劣化・故障することによって発生する場合があります。この場合はダイヤフラムを新しいものに交換する必要があるでしょう。
2.知っておきたい和式と洋式トイレの違い
実は、和式と洋式とではトイレつまりの起こりやすさが異なります。和式に比べて、洋式はトイレつまりが発生しやすいという意見が一般的です。なぜこのような違いがあるのかというと、それは両者の構造や配水管の太さが関係しています。
和式トイレは配水管が便器の下に水平配置されており、たくさんの水で勢い良く汚物を流す仕組みです。一方、洋式トイレは便器の奥で一度配水管が上向きに曲がっり「せき」が設けられています。便器内はその「せき」の高さまで水がたまった状態となり、水の勢いでせきを乗り越えさせ、汚物を流す仕組みになっています。
また、和式トイレは洋式トイレと比較し、配水管が太いことが特徴です。太さがあるぶん、和式はトイレつまりが起きにくい傾向にあります。このように、和式トイレと洋式トイレとでは、そもそもの構造や配水管の太さに違いがみられます。その関係で、それぞれトイレがつまる場所や原因も異なるのです。
3.トイレつまりが発生しやすい場所とは?
トイレは構造状、つまりが発生しやすい部分がある程度決まっています。トイレつまりが起きやすい場所について、和式と洋式でそれぞれ見ていきましょう。
まず、和式トイレの場合は「配水管」です。
和式トイレは便器に何か異物を落としたとしても、その場ですぐに取り除ける構造になっています。そのため、水に溶けないようなものが配水管に流れている可能性は低いのです。ただ、必ずしも配水管に流れないとは限りません。配水管のほうに異物が流れてしまった場合は、ここでトイレつまりが発生してしまう可能性があるでしょう。
続いて洋式トイレの場合は、「せきの部分」「配水管(の手前)」のどちらかでトイレつまりが発生しやすいとされています。
水量が少ないとせきを乗り越えられず、引っかかってトイレつまりが起こることがあるのです。また、せきを乗り越えても、配水管まで流れていかず途中でつまってしまう場合があります。
4.トイレつまりが発生するそもそもの原因は?
そもそも、なぜトイレつまりが起きてしまうのでしょうか。トイレがつまる主な原因についてチェックしていきましょう。
4-1.水を含んで体積が増えるものを流したため
水を含むことによって体積が増えるものをトイレに流してしまうと、トイレつまりを招いてしまいます。たとえば、紙おむつ・生理用品・尿漏れパッドなどです。
これらを使おうとしたときに、誤って便器のなかに落としてしまった経験がある人もいるでしょう。吸水ポリマーが使われている商品は、水を含むと体積が約2~3倍にもなるといわれています。したがって、そのまま水で流してしまうと、体積が増えてトイレつまりを起こしてしまうのです。トイレつまりを起こしたあとも水を吸収して膨らみ、事態を悪化させるおそれもあるため注意しましょう。
4-2.水に溶けるものでも一度に大量に流したため
一度にたくさんの量を流してしまうと、水に溶ける前に排水管に到達してしまう可能性があります。そして、水に溶けていないことから、配水管を塞いでトイレつまりを引き起こしてしまう場合があるのです。たとえば、トイレットペーパー・便・流せる掃除シートなどが挙げられます。
これらは少量であれば、通常すぐに水に溶けるため問題ありません。しかし、大きな塊となると水に溶けにくくなり、つまりの原因となることがあるのです。
また、猫用のトイレの砂にも要注意です。猫用のトイレの砂は、水に溶けるタイプのものも販売されています。しかし、いくら水に溶けるとはいえ、大量に便器に流し込んでしまうと、トイレをつまらせる原因につながります。思わぬトラブルを避けるためにも、便器に大量のものを流すことは避けるようにしましょう。
4-3.水に溶けないものが落下し途中まで流れたため
ハンカチやスマートフォン、小物などをポケットに入れている人もいるでしょう。その状態で用を足し、立ち上がった拍子に便器内にものが落下してしまうケースも多いのです。
こうした水に溶けないものが配水管の途中まで流れてしまうと、つまりが発生するおそれがあります。溶けないものが配水管内に引っかかっている場合、初めは周りに隙間もあるでしょう。しかし、時間の経過とともに汚物や異物が周りに引っかかり、隙間を埋めていってしまいます。その結果、つまりを悪化させてしまう危険性があります。なるべく早期の段階で落としたものを取り除くことが重要です。
4-4.流す水の量が不足しているため
節水のために、タンク内にペットボトルなどを入れている家庭も多くみられます。しかし、こうした異物がタンク内にあると、汚物を流すための水の量が不足する原因になることがあります。ペットボトルなどの異物を入れてタンク内の水位を保っている場合には、実際に流すために必要な量の水は確保できていないケースもあるのです。
また、こうした節水対策以外にも、水漏れにより流す水の量が不足するケースも少なくありません。タンク内の部品に破損・故障などが生じていると、水漏れが起こることがあります。すると、タンク内の水位が低くなり、十分な水が流れなくなってしまうのです。その結果、トイレがつまる要因になることがあります。
5.トイレつまりは自然解消する?
トイレは日常的に使用するものだからこそ、つまりが発生すると早く何とかしたいと考えるものです。トイレつまりは放置しておいて自然解消するものと、何らかの対処をしなければ解消しないものがあります。起きているトイレつまりが放置しても良いものか、対処すべきものなのか、きちんと見極めを行うことが重要です。
まず、放置しておいても自然解消する可能性があるものは、水に溶けるトイレットペーパー・便・水に流せるトイレシートなどがつまっているケースです。水に溶けるものは時間経過によって、つまりが自然解消する可能性があるでしょう。
反対に、水に溶けない固形物がつまっている場合は、それを取り除かない限り解消は望めません。少し流れたとしても奥のほうでつまってしまえば、さらに取り除きにくくなってしまいます。ハンカチ・スマートフォン・小物など溶けないものがつまっている場合は、無理に水で流そうとせず、早めに取り除く対処が必要になります。同様に、水を吸収して体積が増すものがつまっている場合も、放置は禁物です。放置すればするほど、つまりが悪化する可能性があります。紙おむつ・生理用品・尿漏れパッドなど、吸水ポリマーが使われているものは早めに取り除きましょう。
6.トイレつまりは自分で対処できるの?
トイレつまりを解消する際、「自分で対処しても大丈夫なのだろうか」と考える人もいるでしょう。結論からいうと、自分で対処できるものもあれば難しいものもあります。そのため、対処できるかどうかの見極めを慎重に行うことが重要です。自分で対処できるかどうか、見極めるためのポイントを確認していきましょう。
6-1.自分で対処できるトイレつまりとは?
トイレットペーパーなど水に溶けるものがつまりの原因の場合は、自力での対処が可能です。ある程度水に溶けるのを待っていれば、自然と水位が下がって流れるようになるケースも多くみられます。水量が徐々に減少している場合も、水位が下がれば自然解消する可能性があるでしょう。また、トイレにつまらせたものが明らかであり、目で確認できる位置にある場合も自分で対処可能です。問題の異物を取り除くことができれば、つまりを解消できます。
6-2.業者に依頼すべきトイレつまりとは?
つまりの原因がはっきりとわからない、またつまらせたものが不明という場合は、自力での対処は難しくなります。どのような道具と方法で取り除けばいいのかわからない場合は、専門の業者に依頼することになるでしょう。また、目で確認できる位置に異物がない場合も同様です。見えない位置にある異物を無理に取り除こうとすると、より一層奥につまらせてしまうおそれがあるため注意しましょう。
さらに、異音がするときも業者に依頼することがおすすめです。ゴボゴボという水が流れる音であれば問題ありませんが、それ以外の異音がする場合は素人には判断できない問題が隠れている可能性があります。異音がする場合は専門の業者に見てもらうと安心です。
7.自分で対処する際の下準備
自分でトイレつまりの対処をする場合は、きちんと下準備をしておくことが重要になります。どのような方法でつまりを取り除く場合でも下準備は共通しているため、用意するものや手順をきちんと把握しておきましょう。まず、トイレつまりの対処では床が濡れるのを防ぐために「ビニールシートや新聞紙」を用意しましょう。加えて、水を流す際に使う「バケツ」、手の汚れと感電を防止するための「ゴム手袋」も手元に準備します。さらに、「マイナスドライバー」「雑巾」なども用意する必要があります。もしも便器内の水位が高い場合は、あらかじめ水を外に出して減らすための「灯油ポンプ」も用意しておくと安心です。
用意するものがそろったら、以下の手順で下準備を進めていきます。まず、温水洗浄便座の場合は電源プラグを抜きます。このとき、プラグに水がかからないようにしましょう。濡れた手でプラグに触れてしまうと、感電のおそれがあるため注意が必要です。
次に、給水用の止水栓を閉めて水が出ないようにします。
止水栓は通常タンクと給水管でつながった状態になっています。マイナスドライバーを使って回せば、止水栓を閉めることができます。温水便座用の止水栓ではないため、きちんと確認して作業を行いましょう。以上の手順で、下準備は完了となります。
8.自力で対処する方法5選
下準備が済んだあとは、トイレつまりの原因に合わせて対処を行うことになります。自力でできる対処法は大きく分けて5つあります。それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。
8-1.バケツの水かぬるま湯を流す
バケツに入れた水もしくはぬるま湯を便器に流し込み、つまりを解消するという対処法があります。ポイントはバケツをある程度の高さに持ち上げ、その位置から排水口を狙って勢い良く流し込むことです。つまりを解消するため、ゆっくりとではなくある程度の水の勢いをつけることが重要になります。ただし、一度に大量の水やぬるま湯を流し込んでしまうと、あふれ出てしまう可能性があります。最初のうちは流し込む量を加減し、あふれ出さないように気を付けましょう。スムーズに排水されるようになるまで、この作業を繰り返し行います。
なお、注意点として、熱湯を使わないことが挙げられます。熱湯を使うと陶器製の便器を傷つけてしまうおそれがあるため、水もしくは40~60度程度のぬるま湯を使うようにしましょう。
8-2.ラバーカップを使う
トイレつまりはラバーカップを使って解消することもできます。ラバーカップとは、長い柄の先にゴム製のカップが付いている道具のことです。いくつかの種類があり、それぞれ先端のゴム製カップの形状が異なります。
たとえば、和式トイレや排水口用のラバーカップは、形状が平らになっています。
一方、洋式トイレ用のラバーカップは、先が細く出っ張った形状をしていることが特徴です。
それ以外にも、帽子のつばのようなものが付いているラバーカップもあります。これは節水トイレなどに向いているタイプです。トイレの種類によって適しているものが違うため、自宅のトイレに合うラバーカップを選びましょう。
トイレの形に合うラバーカップを用意したら、密着させるようにしてゆっくりと排水口に押し込みます。その後、勢いをつけて引き上げ、つまりの解消を目指しましょう。
これを排水されるまで繰り返し行います。最後にバケツで水を入れ、スムーズに流れれば完了です。
8-3.重曹とクエン酸を使う
トイレに汚れが付着してスムーズに水が流れなくなっている場合は、重曹とクエン酸を使った対処法が効果的です。重曹と酢もしくはクエン酸を混ぜ合わせることで、炭酸が発生します。この炭酸によって、便や尿石などの汚れを溶かすことができるのです。
手順は、まず計量カップ4分の1の重曹と、計量カップ2分の1のクエン酸もしくは酢を用意します。あわせて、50度前後のぬるま湯も用意しましょう。すべての準備が整ったら、便器の排水口付近に重曹を振りかけます。続けて、排水口にクエン酸もしくは酢を入れましょう。
このとき、順番を間違えないようにすることがポイントとなります。先に重曹を振りかけ、その後にクエン酸もしくは酢を入れるという手順を守りましょう。
そこに、ぬるま湯を入れると次第に泡立ってきます。そのまま1時間前後放置し、仕上げにバケツで水を流します。スムーズに流れるようであれば完了です。
8-4.針金ハンガーを使う
針金ハンガーを加工・変形させて、ワイヤー式トイレクリーナーの代用品として使う対処法もあります。必要なものは針金ハンガーとペンチです。
手順は、まずフックのあたりをペンチで切断します。手をケガしないよう、気を付けて作業を行いましょう。切断できたら、一方の先端を曲げて丸い輪をつくります。
続けて、輪をつくったほうを排水口までゆっくり差し込んでいきます。差し込めたら、つまっているものを崩すようにして輪の部分を小刻みに動かしましょう。
つまっている塊のものを細かく崩せたら、バケツの水を流し込みます。スムーズに流れるようになっていれば完了です。なお、針金ハンガーがうまく差し込めない、奥まで届かないという場合は、無理せず作業を中断しましょう。無理に押し込もうとすると、便器内で針金ハンガーが壊れたり、便器を傷つけてしまったりするおそれがあります。針金ハンガーでつまっているものを削ってもうまく塊を崩せない、つまりが解消しないという場合も、自力での解決は難しい可能性が高いでしょう。このような場合は、速やかに業者に相談してみることがおすすめです。
8-5.食器用洗剤を使う
食器用洗剤を使ってトイレつまりを解消する手もあります。ただし、この方法は大量の食器用洗剤を使うことになります。トイレつまりを解消するためには、目安として100ml程度の食器用洗剤が必要です。自宅にたくさん食器用洗剤があるかどうか、確認したうえで対処を行いましょう。
食器用洗剤を使った対処法の手順は、まず水位の確認からスタートします。通常よりもトイレの水位が高くなっている場合は、あらかじめ便器から水をくみ出しておきましょう。これによって水の量が減り、あふれ出ることを避けられます。
あわせて、万が一水があふれ出たときに備えて便器周りにあるコンセントをチェックし、電源プラグはすべて抜いておくことが重要です。感電を避けるためにも、コンセント周りの確認は入念に行いましょう。
(ここにトイレのコンセントの画像)
準備が整ったら、便器に100mlの食器用洗剤を注ぎ込みます。その後、45度前後のぬるま湯を便器の半分の水位まで流し入れ、そのまま20分程度放置します。時間が経ち、水位が下がっていることが確認できたら、再びぬるま湯を入れていきましょう。きちんと流れるようになっていれば、完了です。
なお、食器用洗剤を使った対処法を試す場合は、複数の洗剤を混ぜないようにすることが重要です。きちんと洗剤の種類を確認し、混ざらないように注意して作業するようにしましょう。
また洗剤ではありませんが、「パイプフィニッシュ」を使ってつまりを解消する方法もよく言われています。
集合住宅の場合は特に注意!自力で難しそうなら専門家に連絡を
ある程度のトイレつまりであれば、自分で対処できる可能性があります。慌てずに、まずは自分で対処できるかどうかチェックしてみましょう。ただし、集合住宅の場合はトイレつまりによって水があふれ、階下の住人に迷惑がかかってしまうおそれもあります。このようなトラブルを防ぐためにも、早めに手を打つことが重要です。自力での対処が難しい場合は、無理せず速やかに専門業者に相談しましょう。